大阪府知事選挙、大阪市長選挙が告示されました。
大阪では、立候補者たちが、熱い戦いを繰り広げています。
このことに関して、またまた苦言を呈しさせてもらいます。
非維新系の立候補者の方々に対してなのですが、維新の看板制作(=大阪都構想)の全否定から入って主張を行うのは良くないと思います。
5月の大阪都構想の住民投票は、賛成反対が拮抗した中で、僅差で否決されました。
ボクは、府と市の二重行政解消が現時点での重要課題だと考えており、維新の政策に賛同していましたが、大阪都構想のようなスキームは時期尚早と考え、反対票を投じました。
ボクの知人は、地方分権が重要課題だと考えており、同じく維新の政策には賛同していましたが、現状の議論のまま大阪都構想が成立してしまうと二重行政の解消止まりになるのではないかという懸念があり、反対票を投じたということです。
言いたいことは、住民投票で反対票を投じた人間であっても、橋下さんが大っ嫌いで生理的に反対票を投じた一部の人間以外は皆、自分たちの将来を考えて、一定の理解を示しつつも反対票を投じたのです。
そういうことを考えずに大々的に大阪都構想を全否定することは、住民たちが真剣に考えたことそのものを否定していることと同じなのです。
そのような方々に、大阪を良くするための政治が行えるとはとても思えません。
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